第1子出産編から産後編に突入☆
入院室で、母の初産の話を思い出しました。
天国にいる私のもう1人の姉のこと。
悲しかったことを思い出して辛くなる方もいるかもしれません。
苦手な方はここで引き返すことをおすすめします。
死産した赤ちゃんの火葬へ…。

天国の姉は「麻衣子(仮名)」と言います。
私たち姉妹は、姿が見えなくても、そこに存在していなくても
小さな頃から「麻衣子お姉ちゃん」と呼んでいます。
母は退院後も、麻衣子お姉ちゃんのことを思い、
毎日のように泣き、連日お墓に通っていたそうです。
周囲の人は元気づけようと言葉をかけてくれますが、
何の励ましにもならなかったと言っていました。
子供を失った悲しみは、簡単には癒えませんでした。
「次の赤ちゃんを授かれば…」なんて言葉は
なんの効力もありません。
だって、次に生まれてくる子は
「麻衣子お姉ちゃん」ではなく
「別の自分の子供」だから…。

コメント
コメント一覧 (8)
私自身2人子供を失いました。
お母様のように出産までは至りませんでしたが2人とも妊娠中期に入りそれなりに成長しきちんと人の形になっていました。2人ともきちんと火葬しないといけない週数だったので火葬しましたが遺骨などは一切ありませんでした。
恵麻さんのお母様の体験のお話を見ると涙が毎回出てきてしまいます。
描かれていることが本当に自分にも降りかかった事、感じた事、思った事だったから。
辛いなんて簡単な言葉じゃ言い表す事ができない辛さを味わったお母様の気持ちが痛いほどわかります。
2人も連続で失うとなかなかもう一度頑張ろうと思えずダラダラと年月だけが過ぎていき仕事を探して仕事に逃げてとと暮らしてきました。
周りより早くに結婚したくせに周りはみんな子連れ。
自分が悔しかったです。
結婚8年目の年にやっと無事に子供が生まれました。
今1歳1か月です。
子供と一緒に応援してます。
亡くした息子のあとに、女の子を2人授かりましたが、息子を失ってポッカリ空いた穴は、娘たちでは埋まりませんでした。
息子は息子なのであって、次に子供が産まれたからって、死産を乗り越えられたわけでもなく、悲しみが消えたわけでもないんですよね。
今でも、火葬した日のことは鮮明に覚えています。小さな小さな棺に入った息子が、更に小さく小さくなって、骨壷に入ってかえってきました。軽かった息子が、より軽くなりました。もう二度と触れられない、会えない…。辛かったです。
お母様もさぞ辛かったでしょうね。
コメントありがとうございます。
くーみんさん、辛かったですね…。
母が話してくれた気持ちは、同じ経験をした皆さんの気持ちと同じなんだろうなぁと思っていました。
次に生まれた赤ちゃんは、亡くした赤ちゃんの代わりになんてならないんですよね…。
後に生まれた私は私であって、「麻衣子お姉ちゃん」ではないので…。
コメントありがとうございます。
pigletyさんも同じ辛い経験をなさったのですね。
しかも2回も…。
「無事生まれることは当たり前じゃない」ということを伝えたくて描いたものでしたので、
「本当に自分にも降りかかった事、感じた事、思った事だったから」とコメントを頂き、
私はちゃんと母の悲しみを理解して、表現出来たのかな…と思えました。
同じ経験をなさった方には、悲しみをよみがえらせてしまうものだったとは思いますが…。
piglety さん、辛い過去を話してくださってありがとうございました。
無事お子さんが生まれて良かったです!(*^ー^)
私自身のことですが、生きてたら小学一年生の女の子を34週で亡くしました。
第2子だったので上の子に何度も救われたのは今でも覚えています。
出産予定日に亡くした友人も居ます。
ただただあの時は孤独でしかなかったけど意外とポロっと話すと死産した方もいるんだなって思った時期もありました。
お母様の時代、理解も知識もなかっただろうし私よりももっと辛くしんどかっただろうなって思います。
ただ私はその後に女の子2人無事に生まれてきてくれて心が軽くなったのはあの子に失礼かも知れないけど確かです。
あの冷たいわが子を抱っこした日もう死んでしまいたかったけど温かいわが子をまた抱っこできた時の嬉しさは一生忘れないと思います。
お兄ちゃんの方が「○○に折り紙作ってあげる」って何かしらしてくれる姿は確かに娘は居たんだって自信に繋がります。
骨壷もまだ家に居ます。
私と一緒にお墓に入りたいからです。
子供には負担になるかもしれませんが、私の人生最後の日の願い事です。
そうだったのですね…
本当に本当に辛くて悲しい別れだったことと思います…。
お兄ちゃん、天国の妹さんにまで優しいんですね!ステキなお兄ちゃんですね^_^
母も、妊娠中毒症で死産を経験してました。詳しい話は聞かなかったんですけど、その子のためにお墓を作り、身体が動くまで、お墓参りしていました。もう一人お姉ちゃんがいるんだよと聞かされ、私も姉もよく、墓参りに付き合ってました。何十年も前の話なのに、忘れることが出来ない、本当に一人子供が亡くなったのと同じ感覚なんだと思いました。私が妊娠したとき、仕切りに、塩分の取りすぎに気を付けるよう言ってくれました。
そんな母ももう、この世にはいません。
天国で、もう一人のお姉ちゃんと会えていたら幸いです。
『1人子どもがなくなったのと同じ感覚』
本当にそうだと思います…。
あさみんさんのお母様もさぞお辛かった事と思います。
はい、天国で会えていたら良いですね…!