第1子出産編から産後編に突入☆



入院室で、母の初産の話を思い出しました。
天国にいる私のもう1人の姉のこと。

悲しかったことを思い出して辛くなる方もいるかもしれません。
苦手な方はここで引き返すことをおすすめします。

死産した赤ちゃんの火葬へ…。





天国の姉は「麻衣子(仮名)」と言います。

私たち姉妹は、姿が見えなくても、そこに存在していなくても
小さな頃から「麻衣子お姉ちゃん」と呼んでいます。


母は退院後も、麻衣子お姉ちゃんのことを思い、
毎日のように泣き、連日お墓に通っていたそうです。

周囲の人は元気づけようと言葉をかけてくれますが、
何の励ましにもならなかったと言っていました。

子供を失った悲しみは、簡単には癒えませんでした。


「次の赤ちゃんを授かれば…」なんて言葉は
なんの効力もありません。

だって、次に生まれてくる子は
「麻衣子お姉ちゃん」ではなく
「別の自分の子供」だから…。