前回の13話はコチラ。
「明日出勤しても、
犬飼さんには会えないんだ…。」
と思ったら…

患者さんの死を看取るのは、
何度見ても、何度経験しても
悲しいものは悲しいです。
「亡くなった」という連絡もなく、
死後処置することもなく、
何も知らずに翌日出勤したら
病室が空になっていた
…ということもありました。
空になった病室を見た時の
あの気持ち…。
最期になにもしてあげれなかった…
という寂しいような悔しいような思いが、
重い鉛となって胸に残ります。
患者さん最期を看取るのは辛いけど、
患者さんの最期を見送れないのも辛いと
私は思います。
15話へ続きます。
(次で最後です。)