前回の88話はコチラ。
1歳の娘と離れ、実家のある長崎へ。

父と母は普通に仕事に行っていて、
日中は1人で過ごしていました。
起き上がる元気もないし、
自分の昼食を準備する気力もないし、
(食欲がないからそもそもいらない)
お風呂に入る気力も無いし、
テレビもついていない静かな部屋で
ひたすら横になっていました。
ただただ、ボーっとしていました。
それでも『退屈』とは感じませんでした。
それ程までに、
私の脳のエネルギーは枯渇していました。
『寝たきりで何もしなくていいの?』
と不思議に思う方もいるかもしれませんが、
何もしないことで、自分が良くなることは
予想できていました。
なぜなら、前回もこんな風に休んで
回復した経験があったからです。
休んでいると、次第に『退屈だ』
と感じるようになるんです。
それが、
脳のエネルギーが復活してきたサイン。
私は、そうなることを
休みながら待っていました。
もちろん、
こんな風に何もしないで休めたのは
家族の協力があってのことなので、
本当に本当に感謝しています。
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