前回の86話はコチラ。

1歳になったばかりの娘と離れて、
別々に暮らすと決めました。
誰かに「そうした方が良い」
と言われたわけでなく、
パニックになってから、
ずっと自分で考えていたことでした。
そうでもしなければ、
元の元気な自分に戻れる気が
しませんでした。
周囲に迷惑をかけてしまうけど、
元気な自分に戻ってまた普通に
生活出来るように、
この道を選択しました。
時々メッセージで
「自分は、仕事を辞めた方が
いいと思いますか?」
というご相談を頂きます。
すでに、
周囲に相談しているそうなのですが、
「仕事辞めるのも一つの方法だよ。」
と周囲に言われても
「でも○○だから辞められない。」
「体の不調を上司に話して、
勤務を軽くして貰ったらどう?」
と周囲に言われても
「忙しい職場だから出来ない。」
「心療内科に行って診断して貰って、
休職すればいいんじゃない?」
と言われれば、
「心療内科に行くのが怖い。
お金がかかるから嫌。」
という色々な【理由】があって
行動出来ないというご相談を
何件か伺いました。
こういう時どう行動すれば良いのかは、
自分自身の中に【答え】があるものだと
私は思います。
『仕事を辞めたい。
でも辞めたら生活出来ない。』
というのはごもっともなのですが、
『仕事を辞めたい。』のなら、
私は辞めるべきだと思っています。
『仕事を辞めたい。』が
本音だと思うからです。
(病気の診断書が出れば、
傷病手当金が貰えます。
それで休職という手段もあります。)
周囲の人から
「じゃあこうした方が良いんじゃない?」
って言われたことに対して、
全てに『でも…』『だって…』ばかりでは、
「じゃあどうしたいの?」
って言われてしまうのは当然かなと思います。
誰にも迷惑をかけたくないから
『でも』『だって』になるのは
分かるのですが…
誰にも迷惑をかけないで生きるのは
不可能なことなので、
時には自分の本音に正直になっても
良いのではないでしょうか。
きっと、
いつも周囲に気を使っているだろうから…
時にはわがままになってみても
良いのではないでしょうか。
それで何かを失っても…
それで良いのだと思います。
人間1人では、沢山のものを
抱えきれませんから。
(1人で抱えられるものなんて、
数が知れています。)
何かを失っても、生きていれば、
また得られるものがきっとあると思います。
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